プリセプターやプリセプティの経験はありますか?経験談を教えて下さい。

プリセプターやプリセプティの経験はありますか?経験談を教えて下さい。

プリセプター制度は、わたしが看護師として働き出した頃には普及していた制度です。

プリセプター制度は、熟練した看護師が新人の看護師であるプリセプティに現場教育する制度です。

私も新人の頃は、一年間プリセプターに指導してもらいました。

とてもハードな職場で、常に人出不足と言われていましたから、現場に放置される事も多々あり、泣きたくなる日々でしたね。

毎日反省会などやりますが、怖かったなぁ...という記憶だけが残っています。


今の介護老人保健施設ではプリセプターとして指導にあたっています。

看護師のプリセプターだけではなく、介護職員への指導もあります。

今までで一番難儀したプリセプターの指導は、とても長いブランクのある臨床経験のほとんどない、かなり年配の看護師の指導でした。

若い新人さんに比べ、プライドがありますから、そこが難しい所でした。
わからない事はわからないと聞いてくれるとこちらとしても助かるのですが、適当にごまかそうとします。
一年も経ってから、適当にやっていたためトラブルになり、知らなかった事を知った...なんてこともありました。


指導としては、一からゆっくり、利用者様の名前や、基礎疾患などから始まり、日々の生活の中で気をつけること、看護技術の手技など一つ一つ丁寧に指導しました。

しかし、何度教えても覚えてもらえません。

しまいには、他の若いナースに小言をついたり...。
年配のナースにはキレて罵声を浴びさせられたり...。
人間関係も悪化する一方でした。

自分の指導能力に問題があるのかと悩んだ時期もありましたが、根気よくじっくり頑張りました。

一日の振り返りノートを作り、今日一日で学んだこと、反省点、課題といった内容です。

しかし、頑張ったと思うことは良く記載され、失敗には言い訳で課題はありません。

ブランクがあるし、経験が浅いからしょうがない...と思っていましたが、年の近い先輩ナースたちは気に障る事が多く頑張りが足りないと低評価でした。

その方は、一年で退職されその後、小さな開業医に就職されました。

老健は、病院に比べると楽だといわれますが、逆に看護師として独立した動きが求められますから、一人一人のスキルが必要になります。

それを、60歳近い人が一から学ぶというのは大変困難なことだと思います。
プリセプターとプリセプティとして、必死だった一年間はお互いに大変でしたが、良い経験になりました。

頑張らずに諦めていた事なら後悔も残りますが、頑張り抜いた結果の事であったため、退職する際も意外とお互いにスッキリした気持ちでした。

私としては、その後のプリセプターが非常に楽に思えた事は間違いありません。

ただ、ブランクの長い、経験や知識の浅い看護師へのプリセプターは、今後も私の課題ですね。

2013年10月13日|